7 月 6 日、「リスク対策.com」に、投稿連載記事(第 24 回)が掲載されました。
「代替地に”逃げる”というBCPの視点」
第 24 回:大都市津波のインパクト
https://www.risktaisaku.com/articles/-/80925
【大都市が初めて巨大津波に襲われる】
…
南海トラフ地震が迫るなか、関西の企業の方々から訓練支援のお声を掛けていただくことが増えてきました。かつて、西日本の企業の地震に対する危機管理は、東京や東海と比べると多少遅れていたことは否めませんが、それも阪神・淡路大震災を境に一変。さらに南海トラフ地震による津波想定は、特に大都市・大阪の企業にとってインパクト大のリスクとなっています。筆者も神戸出身者として気を揉む状況です。
基本的に南海トラフ地震は、3連動(東海、東南海、南海)あるいは4連動(東海、東南海、南海、日向灘)のどこで地震が発生しても、大阪は震度6弱程上の揺れと、地震発生個所によっては、つまり南海地震の発生時には5mの巨大津波に襲われる想定です。